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ゴールドコーストの魅力

これまでのバックナンバー(2013年12月から1月まで)

2013年12月
異常気象のニュースがいたるところで聞かれる中、ゴールドコースト北部(クーメラ、ホープアイランドの地域)で11月18日午後4時、あたりが急に暗くなり、ゴルフボール大の雹が降ってきました。雹の降る約10分間、周辺を走る車は屋根を探すのに皆パニックとなったそうです。雹で傷ついた車が保険会社の査定センターに約2000台が持ち込まれたそうです。多くは3000ドルから5000ドルの修理費用で、持ち込まれた車の約5%は保険会社が車の評価額で買い取ることになるそうです。
10分であたり一面雹で真っ白となり、秒速60m(時速134km)という突風も記録され、屋根のソーラーパネルが吹き飛ばされ、雹が窓ガラスを割り、住宅の壁を傷つけるなど、保険会社の大手サンコープだけでも4500件もの保険申請を受け取っているそうです。他社も含めると甚大な被害となります。
約1760億円の総工費でゴールドコーストの新しい病院が10月30日に正式にオープンしました。20Haという広大なに敷地に駐車台数3000台、放射線治療など近代的な施設を備えた総合病院。旧市民病院の入院患者219名の大移動も無事終了。ベッド数は750で70%が個室だそうです。


2013年11月
運行開始まで8か月というゴールドコーストの新型トラム(市電)一部地域のテスト運行が始まりました。サウスボートの新しい大学市民病院からブロードビーチまで13kmの往復ですが、市民の足となることが期待されています。サウスポートでは一方通行が増えていますので、気を付けてください。終点ブロードビーチにはパシフィックショッピングセンターがありますが、近年ロビーナタウンセンターに客が遠のいていますが、来年1月より増改築、リニューアル工事が始まります。デパートが2つショッピングセンター2つ、ディスカウントスーパーマーケット3つに400を超えるショップ、その中にはゴールドコースト初となるZARAやTopshop などの一流店が検討されているようです。
もう一つの観光スポットであるカジノも超高級仕様のホテル、ショッピングモールを隣接することで、リゾートホテル&カジノを計画中。順調にいけば来年着工し2016年に竣工の予定です。
ブロードウォーターズに提案されている豪華クルーズが停泊できるマリーナの横のカジノ計画もあり、クィーンズランド州政府は近い将来3つのカジノ新設を許可しようとしているので、実現可能性大です。


2013年10月
今年の休暇は結婚してXX年ということでギリシャ、スペイン、フランスと初めてのヨーロッパ。地図と、カメラを持ってボーとしていた私が、すりにとって格好のターゲットになったようです。ギリシャとスペインで2回もバッグのチャックが開けられました。が幸いにも被害なし。以後、自分の財布は自分で守るしかないことに専念。
2013年の7月現在ギリシャの失業率が27.6%、スペインが26.3%ですから、仕事探しながら生活のために窃盗団に加わってしまうのでしょうか。若年失業率は60%を超えているそうです。ツアーのアメリカ人のスーツケースがホテルのロビーで置き引き被害。エアポート行きのバスの中では財布をすられたことを保険会社に連絡している日本人女性。話に聞いていましたが・・・。財政、債務問題で最近話題に上ることが多い両国は物価が安いので観光に適していますが、1次産業と観光では国は成り立ちません。資源のあるオーストラリア(Qld州は6%)の失業率は少し上昇して5.8%、技術のある日本は3.9%。つくづく日本やオーストラリアは安全な国ですね。10月1日豪州連邦銀行は2.5%の政策金利を据え置き。低金利が続くと不動産バブルの心配?


2013年 9月
9月7日のオーストラリア下院総選挙で野党保守連合が大勝し、自由党のアボット党首が28代首相となります。自由党は6年ぶりの政権奪回です。6月に首相に帰り咲いた時点で人気の高かった労働党のラッド首相でしたが、この2か月で人気も急落し、炭素税導入という公約違反、党内対立、景気対策に有効な打開策が出せなかったことが敗因とされるあたり、(炭素税と消費税の違いはありますが)どこかの国とよく似ています。
オーストラリアの2大政党とは穏健な社会民主主義に立つ「労働党」と、穏健な保守派である「自由党」が交互に政権を担っていますが、6年前、4期という長期政権のハワード首相率いる保守連合を破ったのがラッド氏率いる労働党でした。ハワード元首相を師と仰ぐアボット氏は学生時代右派の学生運動に係わっていたとも言われており、また熱心なカトリック信者でもあるそうですが、どのような政策を打ち出してくるのか楽しみです。


2013年 8月
スーパーマーケット大手2社のColes とWoolworths で,業界のシェアーの80%を占めています。最近は両社それぞれの系列ガソリン会社のガソリン割引のキャンペーンで顧客獲得合戦が過激に展開されております。一方が(例えば)100ドル以上使えばガソリン1リッターあたり15¢割引と発表すると、翌日には他方が、1リッターあたり16¢の割引と発表。一時は40¢を超え最高45¢の割引まで出てきました。ガソリンを節約しようとしている庶民にとって、この2社のガソリン割引合戦は大いに歓迎で、しかもWoolworthsの売上げが5%近くアップしているそうです。
9月7日に総選挙が行われることが発表されました。今のところ現政権の労働党と自由党保守連合と五分五分の状況ですが、党首支持率で現首相の人気が上回っているので、選挙は今だと出たわけです。豪ドル価値が徐々に低下していて、失業率が上昇したことを背景に、8月6日、準備銀行は政策金利を1960年以降最低の2.5%まで引き下げました。住宅ローンの約90%が変動金利であるため、庶民の生活が楽になると思われ、現政権への追い風とみられています。


2013年 7月
7月7日に行われたゴールドコーストマラソンでは、埼玉県職員の川内さんが優勝、女子も20年前に浅井さんが出した記録を塗り替えてママさんランナーの赤羽さんの優勝で終わりました。日本の男女そろっての優勝とメディアに取り上げられることで、1億円相当の宣伝効果があったといわれています。参加者2万7638人、その中でフルマラソンは6389人。完走4827人。海外からは2187人が参加する大きなイベントです。ゴールドコーストにとって15億円相当の経済効果あるといわれています。
先月末、政権与党の労働党の党首選があり、前首相のラッド氏が勝利し、オーストラリアの首相が女性のギラード首相から中国ひいきのラッド首相に変わりました。前首相の帰り咲きというのは日本の場合と同じで、首相交代で支持率が上がったのも同じ。前首相が公約にない炭素税を導入し人気を落としたあたりも、日本の消費税増税の場合と極似。組閣が発表され、11人の女性が起用され、これからは女性の時代といった日本の政治とダブります。


2013年 6月
GC市内は市電のレールの敷設工事でいたるところで交通規制です。さらに2018年のコモンウェルスゲーム開催のアクアセンターの工事が着手されるなど雇用が増えています。相変わらず人口も伸びて年2.1%(約1万人)の増加。特に0-35歳の伸びと65歳以上の伸びが州内1-2位だそうです。
経済協力開発機構(OECD)が先月発表したより良い暮らし指数 http://www.oecdbetterlifeindex.org/住宅、収入、雇用、社会、教育など11分野の比較ですが、豪州は毎年トップグループの常連です。どの分野を重要視するかで順位が違ってきますが、”より良い暮らし”している国の一つです。政治への関心、参加、満足度は豪州が1番、寿命や健康に関してNZに続いて豪州は2番、安全は日本が1番で、豪州は5番、住宅の満足度は豪州4番ですが、日本はかなり下位。教育は日本が2番でしたが、総合すると日本は平均やや下かも。OECDのホームページをご覧になってください。趣味のある生活、皆が楽しく働ける社会など、より良い暮らしは日本に多くの課題を残しています。
6月4日の豪州準備銀行のミーティングでは、政策金利 2.75%のままで、変更ありませんでした。


2013年 5月
5月7日豪連邦準備銀行は政策金利を0.25%下げ、過去最低の2.75%となりました。昨年12月に3%に下げて以来の利下げです。大方の予想では3%据え置きと見ていましたが、歴史的な豪ドル高、ピークを迎える資源産業、主要輸出先の中国の景気減速、失業率の上昇等を背景にGDPの6割を占める個人消費において低い伸びが続きそうなので利下げとなったようです。
中国でカップヌードルで財を成した方が先日ゴールドコーストをおとずれ、州の首相や大蔵大臣などと会合をもったなどのニュースがあり、本社機能をこちらに持ってくる案や、40階建てのオフィスビルを建てる案などがでていました。ある栄養補助食品の販売の中国における成績優秀者1000人以上がご褒美旅行としてゴールドコーストを訪問中です。いわゆるバブル時代の日本の会社の営業成績優秀者がゴールドコーストに来ていた時代とまったく同じです。
2007年豪州を訪れた日本人は57万2900人。5年後の2012年には35万4000と減っている一方、2007年35万7400人の中国人が2012年には62万6100人が豪州を訪問しています。


2013年 4月
ゴールドコーストは秋。4月上旬で日中24-25度という快適な毎日です。
最近発行されたMidwood Queensland Investment Report によりますと、2月末までの3ヶ月にゴールドコーストでは160戸余のユニットが売買され、その中の82戸が高層のアパートです。ヒルトン・アパートメントは44戸も売れたようですが、5年前の売出し価格の約半値もありました。2012年の不動産売買の78%が60万ドル以下だったそうですが、60万ドルから90万ドルのウォーターフロントの需要が伸びています。キーワードは”Affordable Prestige Property”ウォーターフロントの需要が伸びています。キーワードは”Affordable Prestige Property”手ごろな価格で購入できる高級物件を、シドニーやメルボルンからの投資家が求めています。
世界経済は大きく改善されているとの見方から、今後大きな利下げはないという読み。今の金利で以前より割安な価格で購入できれば、近く雇用が伸びてくれば不動産も上昇してくると見ています。購入はLifestyle による選択ではなく、Bussiness Decision によるインベストメントのようです。


2013年 3月
2月は記録的な雨。サーファーズで雨の日は21日。山に近いロビーナやネラングでは24日が雨。ゴールドコーストは1年で290日晴れというガイドブックの案内など誰も信じてくれないでしょうね。昨年12ヶ月で1713mmの雨量でしたが、今年1月と2月ですでに793mm、1年分の約半分です。
2月21日のGCBulletin誌ではゴールドコーストで販売されている商業物件の51.9%は強制売却を含めた売らざるを得ない物件(Forced Sale)だそうです。州全体でもほぼ同じく52%がForced Sale。このような物件はオーストラリア全体では31%、ニューサウスウェルズ州21%、ビクトリア州11%、他州と比べても高い数字です。クィーンズランド州で販売されている住宅に関しても、39%が強制的売却もしくは売らざるを得ない物件だそうです。そういったことを背景にオーストラリア準備銀行は、今月も利下げの可能性を残していましたが、政策金利 3.0%の据え置きを発表しました。


2013年 2月
1月末、サイクロン「オズワルド」がクィーンズランド州に上陸。南下し、ゴールドコーストは28日に暴風雨となりました。ゴールドコースト空港は終日閉鎖され、大阪便も東京便もシドニー空港に着陸し、翌日国内線で到着しています。30日のクーリアメイル紙によればブリスベン北部バンダバーグという町では人口の10%に相当する約2000戸が洪水の被害を受け、7500人が避難したという状況です。今回の被害は2011年のブリスベン近郊の大洪水、ケアンズを襲った台風Yasiの被害総額68億ドル(約6500億円)を超えるといわれています。洪水でいくつもの幹線道路が通れなくなりました。Mt タンバリン地区では直撃の日から3日経っても電気が復旧されず、マイアミにある酒屋の屋根やQ1の窓が飛ばされるほどの強風が今回の特徴で、幹の途中から折れた木、根っこから倒れてしまった大木まで多く見られました。バイロンベイでは時速132キロの突風(風速36m)を記録し、ゴールドコーストでも時速 95-100キロの強風(風速27m)、5mを超える高波を記録したそうです。これだけ木が倒れているのを見るのは初めてで、我が家もかなりきしんでいました。それは家が古いから?


2013年 1月
ゴールドコーストの夏は例年に比べると涼しく、11月には散ってしまうジャカランダの花が年が明けてもまだ残っているところがあるくらいです。ところがアデレード44度。シドニー42度。タスマニアでは40度を超える暑さに強風が重なり、大規模な森林火災となっています。人工衛星からも山火事の煙帯が見えるほどの規模。学校や警察署が消失した町、すでに40%の建物が燃えてしまった町もあるそうです。隣のNSW州の消防はすでに90箇所の火災に対処しているそうですが、いまだ手付かずの火災がさらに20箇所もあるそうです。森林火災は人的コントロールがつかない上に、消火活動の最前線では60度を超えているらしい。大雨、洪水、竜巻、大雪、猛暑、山火事、地震・・・人間がコントロールできないことばかりです。
一方コントロールされてしかるべきですが、金利が2009年10月以来の低水準であるにもかかわらず、経済の減速はとまらず、もう一度の利下げも必要という見方もある中で、いまだ不動産価格の上昇、住宅投資に改善の兆しがまだ見えてきていません。35万ドル以上50万ドル以下の売買だけが好調。資源産業の低迷からくる失業、昨年生まれた新しい州の首相による公務員の人員削除などによってクィーンズランド州の失業率は6.3%まで上がっており、1日130人が職を失っているという統計もあるそうで、相変わらずの景気先行きへの不安から、引き続き不動産の回復は緩やかです。



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